2023年3月3日(金)~14日(火)・日曜日休廊
「大石奈穂展 -夜を吸い、星を吐く-」のご案内を申し上げます。
大石先生は1990年生まれ、武蔵野美術大学、同大学院に学ばれ、2017年未来展にてグランプリ、翌年には昭和会展にてパリ賞を受賞。様々なモチーフを独特な表現で描き、多方面から高く評価される、今最も注目を集める期待の新鋭作家です。
"静かで確かな生命力と、曖昧で不確かなこころ"が作家の制作の根底にあるといいます。この二つは相反しているものですが、そのどちらともが作家を表現の先に続く道へと導いているのかもしれません。画面の中には、モチーフがとても静かに、謙虚にたたずみ、しかし光を帯び作家の心が寄り添うような、優しい空気が漂います。