展覧会

陶山充展－希望－

2025年2月8日(土)～16日(日)・会期中無休

陶山充先生の新作個展を開催いたします。

福岡では2019年以来の大規模な発表です。
陶山先生は30年以上にわたり沖縄・西表島にアトリエを構え、自然に向き合いながら、貝殻や花などの身近な静物を中心に古典音楽の楽譜と融合した写実的な作品を描き続けてこられました。
2016年にはパリの日動画廊にて個展を開催し、滞在中に西洋建築、特にノートルダム大聖堂に深く魅了されたと語っています。
2019年の火災は世界中に衝撃を与えましたが、陶山先生が描くノートルダム大聖堂は、火災前の美しい姿を再現しています。
今個展のサブタイトルは「希望」。
細部まで丁寧に描かれた迫真のリアリズムの背後には、再建中のノートルダム大聖堂と重ね合わせて、私たちの生きる混沌とした時代に対する希望への祈りを込めて描かれているようにも感じられます。
この個展を通じて、陶山先生の作品が持つ力強さと美しさを感じるとともに、鑑賞者一人ひとりがそれぞれの「希望」を見出すきっかけとなることを願っています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。